アジングロッド5号の紹介です。
このロッドはメチャクチャ気に入ってたんですが次のロッドビルド資金の調達の為に売りに出すことになりました。
近々ヤフーオークションで出品予定です。
現在出品中です。
オークションは終了しました。

各部詳細

内部の構造は3号と同じ極薄凸型金属アーバー。もちろんチタン製。
フードも3号と同じロービングのフルカーボンフードですが今回はクロスカーボンではありません。過去記事参照

ワインディングチェックも自作のチタン製。
今回はグリップにラバーを使用。
スマートでカッチョイイ。
握りが小さくなって感度ビンビンです。

フードスクリューナットとバットエンドはマタギの既製品。
羽釜型リングの内径を広げてバットエンドとして使用しました。

エンドにはEVAのクッションを取り付け。
そのままでもよかったんですけどエンドの傷を気にせず釣りができるってのは結構重要。
立てかけると滑るしね。

カーボンロービングスレッド。
今回のガイドセッティングはT-ATSG12、8 T-LSG6、4、3.5、3×4個の計9個所。
なだらかにリング径を小さくしていく新セッティングですがかなり調子いいです。
僅かに重量増にはなりますがガイド抜けが滑らかでトラブルが少なくなった気がします。

ベリー部分は研磨チューニング＆アンサンド風加工。過去記事参照

ピッチも正確で美しい。いい仕上がりです。
マグナムクラフトブランクのアンサンドと同じ1.5mmピッチに合わせているので元ブランクとの繋がりも自然です。（地味なこだわりポイント）

チタン部は先端を0.38mmまで研磨。経験上このあたりが一番使い易いです。

先端はパイプトップではなく通常のガイド。
折れ竿みたいでカッコ悪いけどチタンティップにはこれが一番なんや・・・。

重量は30.57ｇ。
30ｇ切れんかったぁ・・・。まぁ仕方ないっすね。


使用感
今更あれこれ言うこともないショートレングスチタンティップロッドの王道中の王道って感じの仕上がりです。
世間で言われている所謂チタンティップの利点というものを凝縮したロッドです。
その上でティップとベリーのチューニングで先重り感やキャスト感の悪さといったチタンティップロッドのデメリットを解消できたと思います。
0.6～1gまでの使い心地は特に秀逸。
2か月ほど使用しているのでブランクの慣らしは終わってます。
27～8cmのアジボコボコ引き抜いても余裕です。



スペック
ブランク：マグナムクラフト AJX5919An
全長：5.1ｆｔ（1550mm）
グリップ長：140mm
チタンティップ：全長145mm テーパー1.1mm-0.38mm
ガイド：12、8、6、4、3.5、3×4個 計9個所チタンSIC
自重：30.57g