以前制作した先径0.3mmアジングロッドを改造します。

豆アジを全部獲るというコンセプトで作ったロッドでしたが結論から言うと0.3mmティップはやりすぎでした。キャスト感がいくらなんでもクソすぎる。

ということでこのロッドをもう少しオールマイティなスペックに改修していきたいと思います。
資金難の為このロッドは最終的にヤフオクで売り払う予定のなのでグリップ周りも質感向上を図ります。


ティップ周り


チタン部15cm出し、先径0.46mm、元径1.35mm
結局この辺りが無難です。
1.35mmは1.5mmチタンから削って作ってます。すっげえきつかったゾ～。


ベンディングもナイスでーす。
ガイドは音鳴り防止の為トップガイドのみSICで他はすべてトルザイト。
トップはLFトップではなくKTガイドを下巻きで固定するダイワ仕様です。


グリップ周り

この悪趣味グリップをお上品に改造したい。


パーツを製作。
今回は売却予定なので豪華にチタン削り出しだぜ。カーボンリングは車用のカスタムパーツ、デュラボルトのドライカーボンワッシャーを加工したよ！（アーバーにも使えるゾ）

リップスティック型チェックと小さいチェックは純チタン。大きいのは純チタンの手持ちがなくて64チタンです。（クッソ硬いので本当はあまりやりたくありません。）


続いてフードナット製作。


内側に溝切ます。

POM材でこんなパーツ作ります。

合体！なんちゃってロックナット機構完成。気休め程度でしょうがカーボンフードと摩擦が減ることに期待。



組むとこんな感じ。
リップスティック型チェックは見た目こそ重厚感がありますが薄さは0.4mmなので超軽量です。



エンドは開放型です。バットプレートももちろんチタン削り出しです。（64チタン）


ネーム周りは適当です。


自重は37.82g。
まぁ普通っすかね（感覚麻痺）


参考重心


その他仕様

パイプスルーグリップ

ブレードホース化粧バットガイド

アンサンド風研磨ティップ

他詳しくは過去記事参照。


スペック詳細
全長：5.3ft、161cm（仕舞142cm）
自重：38g
ガイドセッティング：ATTG16、8　KTTG4、3×4個　KTSG3 （計8個所）

使用感としては基本1ｇ以下のジグ単オンリーって感じですかね。
スローなのにボンボン響くチタンティップ特有の釣り味が存分に味わえる一本に仕上がったと思います。
ティップ、ガイド、ワインディングチェックすべての金属パーツがチタン製なので塩ぶっかかったまま放っといても屁でもないぜ。ものぐさな人にはピッタリだ。

近いうちヤフオクで売りに出すので気になる人は探して見てください。
材料費くらいにはなってほしいなぁ～。
俺、この竿が売れたらアルマイトキット買うんだ（死亡フラグ）