アジング用ウッドリールシート進捗

弐號

2023年03月02日 22:36

アジングロッドビルド界隈のデザイン競争に疲れ果てた男、エレガント路線に逃げる。


前回の続きです。


一応グリップ周りのパーツは完成。
普段は我慢できずにパーツができ次第組み上げていってしまうのでバラで全て並んでいるのが新鮮。
ワインディングチェック類は全てチタン製。アーバーはアルミです。



仮組み状態。

組んでしまえばなんか普通にトラウトロッドって感じ・・・?
EVAの方が良かったような気も。



バット部のワインディングチェックはリップスティック型で重厚に。
ちょっと長すぎて間抜けなので本組みの時に修正ですね。

トップのコルクはハーフウェル形状。
もっとエッジを立てた方がカッコいいのかもしれませんが指当たりが好みではないので限りなくラウンドに近い形状に。
なんかどっち付かずで締まらないけどこの辺が妥協点です。



メタルパーツ類は迷いましたがカーボンフードの存在感が強いので華奢に品よくまとめます。
スクリューナット部はラバー。EVAとは違うしっとりとした質感がオツ。
フードとナットは一体式ですがまだ嵌っていないので隙間があります。



バットエンド。
アジングロッド感をフルに主張するため開放エンドは大胆に。
内側にクロスカーボン柄をチラ見せ。

この手の内側にクロスカーボンが見えるパイプは剛性が低いのでリールシート周りなどの構造部への使用はお勧めしません。
安カーボンパイプによくあるタイプですが探そうと思うと意外と見つからない。そんな憎いヤツ。



グリップデザインはフライロッドを参考に。


イメージはこれ。
アップロックのコルクの端面がストンと切れて金具がキラリ、みたいなこの感じ。分かります?

昔のチューンドバックウォーターとかメチャクチャ上手にこのテイストをルアーロッドに落とし込んでてカッコイイんだこれが。安達 is GOD



ちょっとチラ見え部分の幅が気に入らなかったので作り直し。
かなりイメージに近付きました。



全体のシルエットは奇を衒わずシンプルに。よく見たらなんか変。

一応コンセプト通りではあるのですがちょっとソルトロッド感が足りないのが気になるところ。
もしかしたらEVAに変更するかもしれません。

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