エポキシにおすすめの顔料
今回は着色したエポキシで装飾を入れる方法。
通常のナイロンやポリエステルのスレッドを一切使用しないで欲しいという特殊なオーダーを受けた際に乗り切った方法をご紹介します。(画像の上のロッド)
ちょっとした手抜きにも便利かも?
通常のスレッドを使用できないとなれば手描きでピンストを入れるかマスキングして塗装するかエポキシを着色するかくらいしか思い浮かばなかったので一番簡単そうなエポキシを着色する方法を選択。(志の低さ)
エポキシ専用のピグメントってのはレジンクラフト関係のショップでも普通に流通してるわけですが、ロッドビルド用途では隠蔽力に不満がありました。
納得いくまで添加したら今度は硬化不良を起こしたりね。
レジンクラフト用はUVレジン用途が大半なので遮光したら不味いのは当たり前といえば当たり前か。
スケルターワークスのウレタンカラーペーストがかなり調子よかったのでお勧めします。
ブランクスのしごき塗装用ウレタン着色剤として売っているものですがエポキシにも問題なく使用できます。
じごき塗装用というだけあって薄膜での隠蔽力と発色が素晴らしい。
すっごい黒い。
硬化後の硬さも申し分ない。ぱきっと割れるくらいにしっかり硬化します。
こんな感じのぷっくりピンライン装飾に使用します。
エポキシのソリッド感が通常のスレッドとは一味違って面白いですね。
個人的にはアクセント程度に使用するなら十分な見栄えかとは思いますが、あまり多用しすぎると手抜きにも見えるので注意ですかね。
このロッドはカーボン盛り盛りでスパルタンなデカアジ用ロッドだったので雰囲気には合ったかなと思います。
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