最軽量チャレンジロッド用の軽量アーバーを考えます。

軽いロッドを作ろうと思えばいくらでもやり様はあるのですが実用性を損ねては本末転倒。
今回はレングス5.1f以上でグリップはフジの規格に合わせて16mm。金属アーバーを使用して尚且つコスメの手も抜かない、というレギュレーションで20ｇを切ることを目標にしています。


っつーことでアーバーを試作。素材は超々ジュラルミン。
今回はスケルトンシート仕様でいくの予定なので少し形状を変更してみる。
いつもの凸型ではなく断面がコの字になるように座繰ります。


接地面を大きくとると同時に軽量化。
ドリル研いでやっつけで作ったエンドミルで切ったので切削面がちと粗いけど気にしない気にしない。


カーボンクロスを小さく切る。


エポキシ塗りたくってクランプ。樹脂を出来るだけ締め出す。
このままヒーターで加熱して完全硬化させます。


カチカチ。


目も揃って気泡もアルミ地の透けもなくいい感じ。


塗装前なんでまだちょっと汚いですが一応完成。
カーボンと見せかけて金属製のハイブリッドアーバーです。
別にカーボンアーバーでよくね？っていうツッコミは無しで。


一番厚みがあるアーバーで0.38g。コスメも兼ねてこの重量なら合格ライン。


スケルトンシートのロック側アッセンで1.19g


少々重量は増えちゃうけどチタンリングも製作。
レギュレーション通り、自分の美的感覚で必然性を感じる個所には装飾を惜しまない。
最終的にギリギリ20g切れなさそうだった場合は取っ払う可能性大（意志薄弱）


裏面は少し奥行きをつけたデザイン。機能的に特に意味はない。
フロント側のリングはちょっと形状がやぼったくて気に入らないので変更するかも。

取り合えず試作が上手くいったので最軽量チャレンジはこれで行こうと思います。