バットガイドの位置についての考察(と最軽量チャレンジ中間報告)
今回はバットガイド(元ガイド)の位置についてのお話。
考察というほど大層なもんじゃありません。
その前に最軽量チャレンジロッドの中間報告。
主要なパーツを作り終えて18.11g(ガイド含まず)
ガイド分で+1gと考えたら現在19g強。雲行きが怪しい。
コーティングが勝負の分かれ目になりそうです。
仮組してみる。
なんとも儚げな華奢さ。嫌いじゃないど好きでもないよ。
各所アーバーは圧入レベルのクリアランスなので現段階ではまだ入りません。
今回のこだわりポイントがこのリールフットの角度。
前後のリールシートに少し高低差を付けて角度を設けてあります。
リールがちょっと上を向くわけです。
フロントのロック部は外径16mmのカーボンパイプに直接ロービングを巻いて製作しているので、スクリュー部の18.3mm(実測)に対して1.15mm低くなります。
リールフットの長さが約60mmなので角度にすると約1.1°ということになります。
さてここから本題のバットガイドの位置の話。
スピニングリールのスプールシャフトにはブランク方向に角度が付いてます。
理論上はこのスプールシャフトの延長線上にバットガイドのリングの中心が来るのが望ましいはずです。
そんじゃこのシャフトの角度って何度なの?って話なんですが調べてもでてこないんですな、これが。
ということで実測。
角度計があれば一発だが生憎そんなものはない。
って事で百年ぶりに押し入れから関数電卓を引っ張り出してポチポチ。
底辺からスプールシャフトまでの距離を二点図って角度を割り出す。
二点の距離が近い上スプールシャフトの遊び分で誤差がでるので何度も図って近似値を出す。
結果は約5°(16ヴァンキッシュ1000の場合)
ハイトゲージで計ったのでシャフトの遊び分を考えると実際はもっと少ない気がするけどめんどくさいんでこれでいいよもう。正しい角度知ってる方がいたらコメントください。
ブランクの中心からスプールシャフトまでの高さが約80mm、同じくブランクの中心からAT12ガイドのリングの中心までの高さ約20mmとして理想のバットガイドの位置を割り出してみる。サインコサインVサイン(激寒)
結果は686mm
結構妥当なところですね。ショートロッドにはちょっと遠すぎるかな?
ちなみにリールフットの中心からガイドリングまでの距離です。
ではリールシートで角度をつけた1°をプラスしてみる。
結果は571mm
たかが1°と侮ることなかれ。これだけでバットガイドの位置を100mm以上手前に近づけられるわけですな。
ってことでこのロッドのガイド位置は570mmくらいで試してみます。
※元の数値がガバガバなのであくまでも目安です。(1°でどの程度ガイド位置が変わるか調べたかっただけなので)
気が向いたらもっと正確に計ってみます。
考察というほど大層なもんじゃありません。
その前に最軽量チャレンジロッドの中間報告。
主要なパーツを作り終えて18.11g(ガイド含まず)
ガイド分で+1gと考えたら現在19g強。雲行きが怪しい。
コーティングが勝負の分かれ目になりそうです。
仮組してみる。
なんとも儚げな華奢さ。嫌いじゃないど好きでもないよ。
各所アーバーは圧入レベルのクリアランスなので現段階ではまだ入りません。
今回のこだわりポイントがこのリールフットの角度。
前後のリールシートに少し高低差を付けて角度を設けてあります。
リールがちょっと上を向くわけです。
フロントのロック部は外径16mmのカーボンパイプに直接ロービングを巻いて製作しているので、スクリュー部の18.3mm(実測)に対して1.15mm低くなります。
リールフットの長さが約60mmなので角度にすると約1.1°ということになります。
さてここから本題のバットガイドの位置の話。
スピニングリールのスプールシャフトにはブランク方向に角度が付いてます。
理論上はこのスプールシャフトの延長線上にバットガイドのリングの中心が来るのが望ましいはずです。
そんじゃこのシャフトの角度って何度なの?って話なんですが調べてもでてこないんですな、これが。
ということで実測。
角度計があれば一発だが生憎そんなものはない。
って事で百年ぶりに押し入れから関数電卓を引っ張り出してポチポチ。
底辺からスプールシャフトまでの距離を二点図って角度を割り出す。
二点の距離が近い上スプールシャフトの遊び分で誤差がでるので何度も図って近似値を出す。
結果は約5°(16ヴァンキッシュ1000の場合)
ハイトゲージで計ったのでシャフトの遊び分を考えると実際はもっと少ない気がするけどめんどくさいんでこれでいいよもう。正しい角度知ってる方がいたらコメントください。
ブランクの中心からスプールシャフトまでの高さが約80mm、同じくブランクの中心からAT12ガイドのリングの中心までの高さ約20mmとして理想のバットガイドの位置を割り出してみる。サインコサインVサイン(激寒)
結果は686mm
結構妥当なところですね。ショートロッドにはちょっと遠すぎるかな?
ちなみにリールフットの中心からガイドリングまでの距離です。
ではリールシートで角度をつけた1°をプラスしてみる。
結果は571mm
たかが1°と侮ることなかれ。これだけでバットガイドの位置を100mm以上手前に近づけられるわけですな。
ってことでこのロッドのガイド位置は570mmくらいで試してみます。
※元の数値がガバガバなのであくまでも目安です。(1°でどの程度ガイド位置が変わるか調べたかっただけなので)
気が向いたらもっと正確に計ってみます。
この記事へのコメント
シャフトの傾きは、約4度だったと思います。
何時ぞや、富士のカタログに書いてあったような
何時ぞや、富士のカタログに書いてあったような
となりのペドロさん
貴重な情報ありがとうございます!
メーカーによる違いや同モデルでも番手によっても変わりそうですがフジが言うなら平均がそれくらいなのかもしれませんね。
今後の参考にさせていただきます。
貴重な情報ありがとうございます!
メーカーによる違いや同モデルでも番手によっても変わりそうですがフジが言うなら平均がそれくらいなのかもしれませんね。
今後の参考にさせていただきます。