最軽量チタンティップアジングロッドチャレンジ
前回の仮組からからの続き。
一応完結編です。
制作関連記事はこちら
チョップドストランド装飾フード
カーボンアルミハイブリッドアーバー
リールシートアングルとガイドセッティング
取り合えず本接着。
チョップドストランドフードはウレタンで最終仕上げ。
不織カーボン特有の質感が艶めかしい。
材料コストは低いけど手間は10倍くらいです。
今回は化粧スレッドもカーボンロービング。
前記事のスレッドコートのようにウレタンで仕上げて軽量化もできないことはないのですがここでは敢えてエポキシコート。
エポキシの表面張力が描く優美な曲線は釣り竿に於ける様式美。これだけは譲れません。
極小のチタン製ワインディングチェックもやっぱり入れて良かった。
個人的にはパーツの端面や接合面には目隠しの為の装飾が不可欠と考えています。割と最近はメーカー製品でも性能本位などという見え透いた言い訳の元に省略されていることが多くモヤっとします。
ちなみにこのリングの重量は単体で0.1gもありません。
バットエンドにも申し訳程度のチタンリング。
「俺がバットエンドを名乗っていいのか!?」と恥ずかしげ。
この時点で18.84g(ガイド取り付け済み)
次はガイドのコーティング。
コーティングはもちろん前回テストしたウレタンぼかしコーティングです。
今回はマスキング幅を狭めてみた。
シュリンク解いて軽くサンドしただけなので若干の凹凸が。
コーティング後。
今回はロービングを積層する段階で意識して形を整えていたので幾分か綺麗に仕上がりました。
スレッド幅が狭いので粗が目立ちにくいだけかも。
コーティング後の重量は18.87g
0.03gしか増えてない!これはすごい。
目標にしていた20gまで1g強余裕ができたので装飾を追加。
ラバーとチタンリング2個製作。
スクリュー側のグリップに装飾を入れて完成。
軽量化とデザイン性を両立させたかったんですが自分のセンスじゃこの辺りが限界っす。
うーん、やっぱスケルトンって奴はあまり好かんです・・・。
余計な装飾は入れられなかったのでせめてもの遊び心にグリップ開放部の奥にネームプレートを仕込んであります。
ロッドネームは「MASTER PIECE MEMENTO MORI」
マスターピースは今後腕試し的な作品に冠していこうと考えているシリーズネーム。
メメントモリは固有のサブネーム。死を忘れるなかれという意味の警句です。要はいつ折れても知らんぞという洒落。
夜中に製作したせいで厨二病爆発。隠しておいて心底良かったと思ってます。
最終的な重量は19.66g
もうちょっと苦戦するかと思いましたが案外何とかなりました。
欲を言えばしっかりとエンドグリップは作りたかった・・・。(後々差し込み式のグリップパーツ作るかも)
機能的には必要のない装飾分が1.5g程になったのでデザイン性を度外視すれば18gくらいでは作れたと思います。
今回は初めてロジギアのTRsensitive54を使用しているので実釣が楽しみです。
詳しいスペックと実釣インプレはまた後日。
余談ですが実は最軽量チャレンジ当初はこんなのも作ってました。
14.5mm径0.2mm厚カーボンパイプと自作スクリューのリールシート。
リールシートアッセンで3.5g
これ使って5ft以下で作ってよければ15g切りも多分余裕でしたが、あまりに身も蓋もない物が出来上がりそうだったのでお蔵入りとなりました。
一応完結編です。
制作関連記事はこちら
チョップドストランド装飾フード
カーボンアルミハイブリッドアーバー
リールシートアングルとガイドセッティング
取り合えず本接着。
チョップドストランドフードはウレタンで最終仕上げ。
不織カーボン特有の質感が艶めかしい。
材料コストは低いけど手間は10倍くらいです。
今回は化粧スレッドもカーボンロービング。
前記事のスレッドコートのようにウレタンで仕上げて軽量化もできないことはないのですがここでは敢えてエポキシコート。
エポキシの表面張力が描く優美な曲線は釣り竿に於ける様式美。これだけは譲れません。
極小のチタン製ワインディングチェックもやっぱり入れて良かった。
個人的にはパーツの端面や接合面には目隠しの為の装飾が不可欠と考えています。割と最近はメーカー製品でも性能本位などという見え透いた言い訳の元に省略されていることが多くモヤっとします。
ちなみにこのリングの重量は単体で0.1gもありません。
バットエンドにも申し訳程度のチタンリング。
「俺がバットエンドを名乗っていいのか!?」と恥ずかしげ。
この時点で18.84g(ガイド取り付け済み)
次はガイドのコーティング。
コーティングはもちろん前回テストしたウレタンぼかしコーティングです。
今回はマスキング幅を狭めてみた。
シュリンク解いて軽くサンドしただけなので若干の凹凸が。
コーティング後。
今回はロービングを積層する段階で意識して形を整えていたので幾分か綺麗に仕上がりました。
スレッド幅が狭いので粗が目立ちにくいだけかも。
コーティング後の重量は18.87g
0.03gしか増えてない!これはすごい。
目標にしていた20gまで1g強余裕ができたので装飾を追加。
ラバーとチタンリング2個製作。
スクリュー側のグリップに装飾を入れて完成。
軽量化とデザイン性を両立させたかったんですが自分のセンスじゃこの辺りが限界っす。
うーん、やっぱスケルトンって奴はあまり好かんです・・・。
余計な装飾は入れられなかったのでせめてもの遊び心にグリップ開放部の奥にネームプレートを仕込んであります。
ロッドネームは「MASTER PIECE MEMENTO MORI」
マスターピースは今後腕試し的な作品に冠していこうと考えているシリーズネーム。
メメントモリは固有のサブネーム。死を忘れるなかれという意味の警句です。要はいつ折れても知らんぞという洒落。
夜中に製作したせいで厨二病爆発。隠しておいて心底良かったと思ってます。
最終的な重量は19.66g
もうちょっと苦戦するかと思いましたが案外何とかなりました。
欲を言えばしっかりとエンドグリップは作りたかった・・・。(後々差し込み式のグリップパーツ作るかも)
機能的には必要のない装飾分が1.5g程になったのでデザイン性を度外視すれば18gくらいでは作れたと思います。
今回は初めてロジギアのTRsensitive54を使用しているので実釣が楽しみです。
詳しいスペックと実釣インプレはまた後日。
余談ですが実は最軽量チャレンジ当初はこんなのも作ってました。
14.5mm径0.2mm厚カーボンパイプと自作スクリューのリールシート。
リールシートアッセンで3.5g
これ使って5ft以下で作ってよければ15g切りも多分余裕でしたが、あまりに身も蓋もない物が出来上がりそうだったのでお蔵入りとなりました。
この記事へのコメント
マネしようにも手間が掛かりすぎて断念してしまいそう…
私もスケルトンは何度作っても手に合わないので、IPSで斬新なのをお願いします!(他力本願)
私もスケルトンは何度作っても手に合わないので、IPSで斬新なのをお願いします!(他力本願)
20g以下って凄い。
「見せない」とか「ちょい見せ」の美学はとても大事だと思います。
ボクは軽量化チャレンジは...もうお腹いっぱいです。
「見せない」とか「ちょい見せ」の美学はとても大事だと思います。
ボクは軽量化チャレンジは...もうお腹いっぱいです。
ももじりさん
IPSの模索も面白そうですね〜。
ただIPS界隈は既にプリプレグまで持ち出す猛者が現れてますからね。
ハンドレイアップでどこまで対抗できるか・・・。
IPSの模索も面白そうですね〜。
ただIPS界隈は既にプリプレグまで持ち出す猛者が現れてますからね。
ハンドレイアップでどこまで対抗できるか・・・。
Tobbiny&Coさん
自分も本当は軽量化なんて更々興味ないっす。
TR54が思いの外響きの鈍いブランクだったので、それなら荷重変化の感知性能に極振りしてやろうって事でやってみました。(建前)
あとは自己顕示ですかね(本音)
もう二度とやらないと思います。
自分も本当は軽量化なんて更々興味ないっす。
TR54が思いの外響きの鈍いブランクだったので、それなら荷重変化の感知性能に極振りしてやろうって事でやってみました。(建前)
あとは自己顕示ですかね(本音)
もう二度とやらないと思います。
初めてコメントさせていただきますm(_ _)m
この記事を読ませていただいて非常に気になってしまいました。
こちらのロッドの長さはどのくらいになりますか?
ロッドビルドに挑戦したことはあるのですが、さすがにここまでのクオリティは出せません。
そこで相談なのですが、この記事の最軽量チタンティップアジングロッドとほぼ同じものを制作いただくことは可能でしょうか?
初コメントで失礼かとは思いますがクオリティに惚れました。
どうかよろしくお願い致します。
この記事を読ませていただいて非常に気になってしまいました。
こちらのロッドの長さはどのくらいになりますか?
ロッドビルドに挑戦したことはあるのですが、さすがにここまでのクオリティは出せません。
そこで相談なのですが、この記事の最軽量チタンティップアジングロッドとほぼ同じものを制作いただくことは可能でしょうか?
初コメントで失礼かとは思いますがクオリティに惚れました。
どうかよろしくお願い致します。